あなたは知っていますでしょうか?
実は大人になっても、お口の中は日々変化しているということに。
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大人になっても歯並びは毎日変わる?
『あなたは毎朝歯並びのチェックしていますか?』と、尋ねてはみましたが・・・そんな人中々いませんよね?
歯が抜けたり生えたりと子供~大人へ成長過程
子供の頃は、抜けたり生え変わったり、お口の中が、目まぐるしく変化していた記憶があります。
子供~大人への成長過程において仕方がないことではありますが、今、思えばよくあんなことに耐えていたなぁと思います。
歯が抜けたり、歯が生えてきたりと・・・。
これまで使っていた歯が、グラグラし始めて、何かを食べた拍子にポロリと抜け落ちたり、グラグラしているのに、抜けなくて食事が美味しく感じられなかったり、ブツブツいうと親が必ずこういうのです。
「抜いてあげようか?楽になるよ!」
とそういう母が私には悪魔に見えていましたが・・・やっぱり自分も我が子に同じセリフを言っていました。
大人になっても色々な原因で歯の環境は変わっている
そんな目まぐるしい変化も落ち着き、大人になり、痛いとかしみるとか、何か異変が起こらない限りお口の中を覗き込むことなんてなくなったかもしれませんが・・・。
色んな原因で変化していっていることに気づいてあげて下さい。
大人になってから歯並びが変化する原因・・・親知らず!
大人になってから歯並びが変化する・・・それは忘れたころに生えてくる”親知らず”です。
多分「あなたは親知らずが生えていますか?」と質問されて答えられる方は少ないのではないでしょうか?
親知らずの生えてくる時期は「平均十代後半から二十歳前半」に”ある人”は生えてきます。
”ある人”というのは、生まれつき親知らずのない人もいるし、4本全部ある方や一本だけの方と様々なのです。
親知らずのあるorなしはレントゲンで分かる
これはレントゲンを撮ってもらえばすぐにわかります。
まだ埋没している状態であってもレントゲンには写ります。
写っていてもそれが必ずしも生えてくるとは限りません。
親知らずによる歯並びの変化
ただ生えてくるときに、親知らずの生えるスペースがないと、横向きに倒れて生えてきたり、ひとつ前の7番臼歯を押しながら生えてくるので、そのことによって、これまで綺麗な歯並びだったのが、少しずつ重なり合ってしまったり、痛みや違和感を覚えます。
ですから、せめて一週間に一度でも良いので、お口の中の変化に気づけるよう、確認することが大切なのです。
親知らずは抜歯しなくても良い?
親知らずは、抜歯しなくても良い場合もあります。
先ほども書きましたが、親知らずの生えるスペースがあり、4本全て生えていて、しっかり噛み合っていれば問題は、ありません。
と同時に、それが、片側の上下2本であっても大丈夫です。
親知らずを抜歯するパターンとは
但し、上だけ、もしくは下だけ生えている状態、これは抜歯しなくてはいけないパターンです。
なぜなら、噛み合う相手がいない場合は、歯が伸びでてきて歯茎を噛んでしまうようになるからです。
ほかほぼ絶対と言っていいほどに親知らずが虫歯になるパターンですが・・・これは抜歯した方が良いというか、抜歯することになるかと思います。
親知らずは基本的に奥歯のさらに奥にあるので歯磨きもしにくく、衛生上あまり宜しくないことも往々にしてあります、ので虫歯になる率も自然と高くなります。
また虫歯は口臭の原因にもなりますので早急の治療がおすすめです。
かけがえのない歯を大切にする(まとめ)
とはいえ大人になり口の中(歯並び)への悪影響の原因は親知らずだけではありません。
歯ぎしりが原因で、歯並びに変化があったり、以前治療し終わった部分でも、被せたものが劣化したことによって、かみ合わせが悪くなったりと、予想していないことが、お口の中で知らず知らずのうちに起こっていたりするのです。
毎日働いてくれている歯、そして顎(あご)、もっと注目してあげる&するべきだと思います。
自分自身の歯の変わりはほかにないわけですから^^
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